初心者ドライバー試乗記

免許取り立ての若者が、初心者ならではの視点で試乗レポートしています。

【番外編】プリウスがコンビニに突っ込む理由を、踏み間違えた経験を元に解明してみた。

 

f:id:hamosan3:20160430174919j:plain

こんにちは。

初心者ドライバー試乗記のhamoです。

 

今回は番外編として、なぜプリウスがコンビニに突っ込むのか?

私なりの経験と知識で解明したいと思います。

 

この記事は大きく分けて3つのテーマです。

・踏み間違え事故の実態

・なぜプリウスによる事故が多いのか?

・踏み間違えへの対策とは?

 

 

 

 

1・踏み間違え事故の実態

 ここ最近、アクセルとブレーキを踏み間違える事故のニュースが後を絶ちません。

まずはこちらのデータを御覧ください。

 

matome.naver.jp

 

まとめ内にグラフがあるのですが、男性は10~20代と70歳以上の方が踏み間違える事が多く、女性は10~20代に多いようです。高齢者による事故が多い印象はありますが、いざデータにしてみると若年層に多い事故だということが見て取れます。

 

私自身、家内に「初心者は踏み間違えるから気をつけろ! 」と忠告されていたのですが、「まさかそんなはずがない」と思っていました。しかし踏み間違えました。事件が起きたのは一人で出かけた最初のドライブ。とある道の駅の駐車場に前向きに止めようとしたところ気が緩みアクセルペダルを踏み込んでしまったのです。

幸い事故には至りませんでしたが、乗っていた車がプリウスだったら恐らく縁石に突っ込んでいたと思われます。なぜ助かったのか?次の章で語ります。

 

 

2・なぜプリウスの事故が多いのか?

 皆さんご存知かと思いますがプリウスハイブリッドカー。エンジンとモーターを使うことによって燃費を良くしたり、パワーを増やすという特性がありますね。このとき重要になるのは初速発進でモーターを使うということです。エンジンとモーターは特性が異なります。

f:id:hamosan3:20170106042642p:plain

モーターは低回転からフルトルク=フルパワーを出力します。この特性によってスムーズな発進・パワー感ある加速が楽しめるのですが、言い換えれば初速で飛び出すともいえます。また、プリウスエコカーなので燃費を伸ばす方向でスロットル制御がなされています。つまり少し踏んでもパワーが出ないようになっているのです。

 

f:id:hamosan3:20170106043241p:plain

※絵が下手でごめんなさい。

色が付いてるところがアクセルを踏んで反応する部分。緑の方が遊びが大きいわけです。この緑のがプリウスに限らず最近のクルマにありがちなセッティングで、これにエコモードなんかを踏み合わせるとより一層遊びが大きくなります。少し踏んでも反応がなく、踏み込むと一気に加速&モーターのフルトルクなので気づいた時にはもう手遅れな速度になってしまっているのです。

 

では、なぜ私はペダルを踏み違えても助かったのか? あの日乗っていたのはトヨタ・マークX、2.5Lの6速トルコンATでした。踏み込んだ瞬間エンジン回転数が上がりエンジンが唸ります。そして踏み込まれているのでキックバックします。これには微妙なタイムラグがあります。0.5秒ほどでしょうか。その間に異変に気づき踏み変え難を逃れたわけです。一方、プリウスはどうでしょう。踏み込んでも反応せず、さらに踏み込む。初速発進はモーターなので無音でかつフルパワーで急加速。もう為す術がなく突っ込むわけです。この状況では熟練ドライバーであっても対処できないと思います。

 

そして時折やり玉に上がるシフトレバー

togetter.com

 

私は、シフトレバーは踏み違え事故とはそんなに関わりがないと思っています。むしろアクセルペダルが吊り下げ式かオルガン式かによる影響のほうが大きい気がします。ギアをRに入れるとピーピーとなるので聴覚的にわかります。むしろドイツ車等では警告音がならないのでギアを入れ損ねて前後進しがちです。電気式パーキング・オートホールド機能なんかが付いていれば尚更ですね。では、どうしたら踏み間違え事故を減らすことが出来るのか次章で考えてみます。

 

 

3・踏み間違え事故への対策は?

 メーカー各社は前方に障害物がある状態でアクセルを踏み込むとこれまたスロットル 制御や、自動ブレーキで衝突を未然に回避するというシステムを導入しています。もちろんこれらは事故防止には有効ですが、必ずしもシステムが動作するとは限りませんし車を買い替えない限り機能をつけることができません。では、どうしたら今乗っている車で事故を防ぐことができるのか?

まず、正しいドライビングポジションを取ります。シートの前後位置・シートのリクライニング角度を意識して、アクセルペダル・ブレーキペダルを踏み変えやすい位置にセットすること。全てはここから。窮屈すぎても踏み変えづらいですし、遠すぎても腰・尻が前に滑ってしまい危険回避できません。

正しいドラポジを取ることができない車もありますが、そういう車には乗らないようにするのも一つの手段です。アクセル・ブレーキペダルが左に寄ってるクルマは総じて危険。欧州車などの元が左ハンドルで右ハンドル仕様にしてる車に多いのですが、いくら走行性能がよくボディーがしっかりしてても安全とはとても言えません。車を購入されるときに試乗するとは思いますが、きちんとドラポジが取れるのか? このチェックは欠かさないようにしましょう。

 

次に、初速発進でアクセルを踏まないようにする癖をつけるといいかもしれません。信号待ちからの発進や、一時停止からのゼロ発進でAT車ならクリープ現象で1~2秒(タイヤ一回転くらい)進ませてからアクセルを踏むとスムーズで燃費もよく踏み違えのリスクを減らせます。駐車場はクリープのみで十分です。特に後退時は後ろを振り返ったりして踏み間違えのリスクが上がりますからね。こればかりは運転の癖をつけるのが主な目的です。

 

以上のことを持ってしてでも防ぐことができない場合もあります。なんせ運転しているのは人間ですからね。ボッーとしてたり、他ごと考えてたり・・まぁ色々あります。ですから、万が一誤った操作をしてしまっても、いち早く異常気づき対処できる体制を整えることこそ必要なのかもしれません。

 

事故なく楽しいカーライフを送りたいですからね。

 

 

初心者ドライバー試乗記 hamo