初心者ドライバー試乗記

免許取り立ての若者が、初心者ならではの視点で試乗レポートしています。

フォルクスワーゲン・ゴルフGTI (MT) 【試乗】 ゴルフでもっともオススメしたいモデル

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こんにちは。

初心者ドライバー試乗記のhamoです。

 

今回はフォルクスワーゲン・ゴルフGTIのMTモデルの試乗レポートをします。ゴルフといえばコンパクトカーのベンチマーク。GTIといえば現代に続くホットハッチの源流ともいわれているモデルです。そもそもホットハッチとは日常使用できるハッチバックの走行性能を極めたモデル。たまたまゴルフGTIのMTモデルの試乗車を見つけたので、早速乗ってみることにしました。

 

※今回レポートするモデルはゴルフ7前期型です。

2017年5月にフェイスリフトしたモデルとはエクステリア等異なる場所がありますのでご注意ください。

 

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○エクステリア

一般的なスポーツカーと比べると「えっ?普通の車じゃん?」と思ってしまうほど地味なエクステリア。それもそのはず、この車は「羊の皮を被った狼」なのです。普通にみえるけど、スポーツ。これこそがゴルフGTIの良さ。「あの人はスポーツカーに乗ってるから・・」といったレッテル貼りの心配はありません。

 

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○インテリア

基本的にゴルフの内装と共通していますが、ステアリングの形状やスピードメーターのスケールなどが変更されています。センターパネルもハニカム柄が付いてるので、ピアノブラックほどは指紋等の汚れが気にならないのが嬉しいポイント。ファブリックシートを選択すればGTIの伝統であるタータンチェック柄になります。

 

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○ドライビングポジション

ステアリングのチルト・テレスコピックステアリングの調整幅も広いので、きちんと調整すればピシッと決まります。シートを深く腰掛けることと、背もたれを起こし気味みするのがコツ。座面長があるので一般的な日本人体型の場合、工夫しないと膝裏が痛くなりやすいので注意が必要です。

 

ペダルレイアウトは良好。DSGモデルの場合、アクセルペダルとブレーキペダルの高さの違いが気になるのですが、3ペダルの場合は気になりません。ゴルフ特有の問題として、右足フットレストが邪魔になりアクセルペダルを斜めに踏み込むと当たるという問題があります。ACCを使うときは便利なのですが、通常走行時は無い方がいいなと思います。

 

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○パワートレイン&シフトフィール

直4・2Lターボエンジンに6速MTが組み合わされています。通常のゴルフの1.4TSIエンジンでも必要十分なのですが余裕が違います。シフトノブはゴルフボールの形になっていますが、ゴルフという車名の由来はメキシコ湾流を意味するドイツ語のゴルフシュトローム。ちょっとした洒落ですね。

 

シフトストローククラッチの遊びは自然でMTに乗り慣れてない方でも扱いやすいかと思います。自然に普通に気持ちよく扱えます。

 

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○ハンドリング

基本的にゴルフのハンドリングです。切った分だけ曲がる。交差点を曲がるだけでいい車感を味わうことができます。加えて、GTIにはプログレッシブステアリングという機構が導入されており、駐車する際やワインディングを駆け抜ける時により気持ちのいい走りを実現してくれます。

 

○乗り心地

試乗車はDCC装着車でしたが、コンフォートモードにした時の乗り心地は今まで乗ったゴルフの中で最も好みでした。前期型に設定があったハイラインDCC付のノーマルとスポーツの間くらいの硬さ。脚がしっかり動き、それでいて腰があるのでとても好印象でした。以前乗ったGTIのDSGモデルは元気のいいエンジン音が室内にも聞こえていたのですが、今回の試乗車はなぜか気になりませんでした。私は静かな車が好きなので、買うならMTモデルにすると思います。

 

○安全性

衝突安全性の高いボディにサイドエアバッグ・プリクラッシュブレーキ等々が装備されています。基本的にゴルフと変わりません。MTモデルの場合ACCの速度域に多少制約が出る点だけご注意を。

 

○デメリット

正直、思いつきません。お値段の高さくらいでしょうか?

 

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○最後に

ゴルフGTIはお値段こそ高いものの最もオススメしたい車の一つです。走りの楽しさ、見た目の良さ、実用性の高さ、安全性の高さ、実用に耐えうる燃費。普通に使っていても違和感がなく、それでいてドライバーが満足できるゴルフGTIにMTを設定してくれてたインポーターには感謝したいと思います。私自身とても欲しくなりました。DSGモデルはパドルシフトを使った高速シフトチェンジが売り。どちらを選んでも満足できそうです。基本性能が高く優等生なゴルフのスポーツモデルですから間違いないですね。

 

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初心者ドライバー試乗記 hamo

スバル・WRX STI【試乗】指名買いされる車だ!

 

こんにちは。

初心者ドライバー試乗記のhamoです。

 

今回はスバル・WRX STI(C型)に試乗しました。WRX STIは、スバルが誇るスポーツセダン。最先端のスポーツというよりは、昔からの技術を更新させ今に至るタイプの車です。水平対向2リッターターボエンジンにAWDが組み合わさるスバルのオリジナリティが溢れる車であるWRX STI。一体どのような車なのでしょうか?

 

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○エクステリア

先代インプレッサをベースとしているので、同じ先代インプレッサベースのレヴォーグと同じ雰囲気を感じます。

 

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○インテリア

こちらも先代インプレッサベースなので似ています。現行インプレッサよりも、ブラインド操作がしやすいのでこちらの方がドライバーにとっては扱いやすいのではないか?と感じました。

 

○ドライビングポジション

問題なしです。もう少しステアリングのチルト&テレスコピックステアリングの調整幅があると尚いいです。特に前後方向がもう少し動かしたい印象でした。

 

試乗の感想です。

 

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○パワートレイン&シフトフィール

私がMTを乗りこなせていないというのもありますが、ターボのブーストが効き始めると一気にトルクが出てくるので初速発進では扱いにくい印象。回さなくとも十分に走るのですが、音が気持ち良いのでついつい回したくなります。シフトのストロークは短めですが、クラッチのミートポイントが狭いので思いの外簡単にエンストします。

 

○ハンドリング

今時としては珍しい油圧式パワーステアリング。油圧式なので低速時は重たい印象がありますが、変にスカスカする感覚がないので安心感があります。路面との接地感は欧州車のそれを越えます。

 

○乗り味

思ったよりはしなやかでした。試乗したのがSパッケージというビルシュタインの脚を装着していたからかもしれません。大きなギャップではややドタバタする印象がありますが、速度を上げていくと路面をしっかり掴み走るといった感覚でした。誰かを乗せても「乗ってられない」というレベルまでは至らないのではないでしょうか。

 

○安全性

スポーツカーでもサイドエアバッグは装備。スバル全体いえることですが視界がいいので扱いやすいです。試乗車にはリアウィングが装着されていましたが後方視界が気になるということはありませんでした。なお、アイサイトは装備されません。

 

○デメリット

"この車が検討の対象になっている方なら"ダメと思える場所はありません。しかし扱いを含めドライバーを選ぶクルマだと感じました。WRX STIのもつ性能をフルに出すためには、卓越した運転技術と走れる環境が必要でしょう。公道で使い切ろうものなら御用待ったなしです。

 

○最後に

見た目以上に重厚感があり、CVTモデルであるWRX S4よりも全体的に良質なクルマだと感じました。2Lターボ、MT、AWDの組み合わせにも関わらず、セダンとしての室内空間・荷室空間をしっかり確保しているのがWRX STI。スポーツセダンの正統派として販売され続けてほしいと思います。一方でエンジン特性とクラッチを扱うには慣れと経験が必要。この車は比較検討の末に買う車ではなく、指名買いする車だと思うのでデメリットは気にならないはずとも。普通の用途でスポーティーに楽しく長距離走るならレヴォーグSTIスポーツという選択肢もありますからね。

 

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初心者ドライバー試乗記 hamo

フォルクスワーゲン up! 2017マイナーチェンジモデル【試乗レポート】 完成度が高すぎる究極のコンパクトカー

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こんにちは。

初心者ドライバー試乗記のhamoです。

 

今回は前から気になっていたフォルクスワーゲン・up!の試乗レポートです。up!といえばAセグメントに位置する車。かつてのルポの後継モデルにも当たります。そんなup!が2017年にフェイスリフトを受け改良されました。「小さいけどちゃんとフォルクスワーゲン」とPRされるup!の実力が気になり試乗させてもらいました。

 

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○エクステリア

MC前と比べフロントマスクがワイドになりました。今回の試乗車はハニーイエローメタリック。カタログで見るより若干暗めの金色です。かつてザ・ビートルに設定されていたサターンイエローとは全く異なる色味です。ボディーが小さいのでもっとポップな色のほうが映える気がするのですがトレンドなのでしょうか? リアデザインは今までよりキリッとした顔立ちになりました。特にテールライトの造形が進化しましたね。

 

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○インテリア

えっ?これが100万円台の車ですか?と疑いたくなるほどの仕上がり。小さい車を得意とするフォルクスワーゲンの力を垣間見た気がします。エアコンもオートになり、カーナビは装備されないもののスマホをホルダーに装着することによって色々連携できるのだそう。斬新でいいですね。

 

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○ドライビングポジション

up!の長所の一つがペダルレイアウト。左足フットレストはありませんが、ペダルがちゃんと右寄りに収まっています。ゴルフとは違い右足フットレストがないので、アクセルペダルを雑に踏み込んでも引っかかりません。足元空間の広さにより、適切なドラポジを作り維持することが可能。こんなに小さい車でよくぞ実現したなと感心しています。

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○パワートレイン

直列3気筒1L自然吸気エンジンに5速ASGが組み合わさっています。ポロやゴルフに装着されるDSG(デュアルクラッチ)とは異なり、ASGはシングルクラッチとなります。この変速機の影響でパワーは十分なのにも関わらず、変速で相当な違和感を覚えることになります。基本的に自動制御MTなので、信号待ちからの発進では気持ち後ろに下がりますし、1速から2速に上がるとき、思わず「あっ‥あっ‥」と声が出てしまうほど長い息継ぎがあります。マニュアルモードで運転しても15km/hほどでは2速に上がってくれないので、前に若干つんのめるような息継ぎは回避できません。2速以降は問題ないのですが、この点こそup!の最大のデメリットともいえそう。ATしか乗ったことない人にとっては相当なインパクトだと思います。

 

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○ハンドリング

最高!の一言です。ボディーサイズも相まってフォルクスワーゲンでハンドリングが最も優れているでは?と言いたくなるほど、ステアリングの応答や操舵感が高い完成度で仕上がっています。正直、このボディーサイズでここまでのハンドリングを求める必要はないのではないか?と思いますが、ドイツ本国では顧客の要求が厳しいのでしょう。ここまで鍛えたハンドリングならワインディングでのドライブも楽しめそうです。

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○乗り味

脚がよく動くので快適です。ボディーやステアリングから伝わる「しっかりとした物体に乗っている」というフォルクスワーゲンに共通する感覚は健在。遮音性も高く、高速道路でロングドライブできるAセグメントとでも言えそうです。

 

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○安全性

サイドエアバッグやESCはもちろん、シティーエマージェンシーブレーキ(30km/h以下の追突軽減ブレーキ)も装備されています。ドアの厚みや剛性感からして、衝突安全性もこのセグメントではかなり高い部類に入るものと推定されます。視界の良さもこの車の特徴で、交差点での右左折時や高速道路の合流時に、しっかり斜め後方を視認できます。後方からの車両を検知してサイドミラーに警告灯を表示する機能が普及している昨今ですが、実際に目視してこそ安全は守られます。目視確認し易いということは事故を防ぐためにも重要なことなのです。

また、ブレーキもかなり優秀なので高速域からの急制動でも難なくこなす印象を受けました。

 

○up!のデメリット

唯一かつ最大の問題はASGでしょう。ASG意外不満点は見つかりません。

 

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○最後に

フォルクスワーゲンが本気で造ったup!。アウトバーンでも難なく走れる究極のAセグメントなのではないでしょうか。良好なペダル配置に、良好な視界。Aセグ離れしたハンドリング。2018年にup!GTIが出るとか出ないとか噂されていますが、このup!にこそMTモデルが欲しいもの。ドイツ本国にはあるはずなので、あとはインポーター次第でしょうか。最もシンプルなmove up(2ドア)にMTがあったら…。ベースがいいだけにもっと売れてもいいと思いました。

 

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